スタッフブログ

 

そろそろ外壁塗装をしないといけない時期なんだけど・・・

経済的に余裕がない』『子供の入学などが迫っていて出費が重なる』『現金はある程度置いておきたい』という理由などで、外壁塗装を諦める方や悩んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

 

外壁塗装をする為には、まとまった費用が必要になります。

その費用の捻出をためらってしまった為に外壁塗装をすべき時期が大きく過ぎてしまい、屋根や外壁の劣化部分から雨水が室内に侵入し、結果外壁のみならず大工工事などが必要になり出費がかさんでしまうケースも珍しくありません。

ですが、お金がないから塗装できない・・・と諦める必要はありません。

まとまったお金が捻出できなくても、外壁塗装ができる可能性はあります。

あの時に迷わず、ちゃんとしておけばよかった・・・』と後悔する前に、経済的に余裕がなくても外壁塗装を諦めなくても良い方法をいくつかご紹介したいと思います。

 

\すでにお困りの方はこちら!24時間受付中/

 

 

◆外壁塗装の費用相場ってどのくらい?

資金調達の前に、外壁塗装をするにあたってどのくらいの費用が必要で相場が一体いくらくらいなのか、気になっている方は少なくないでしょう。

一般的な大きさのお家の外壁で約80万円~が大体の費用の相場といわれています。

こちらに分かりやすく㎡数に対しての費用相場を表にしてみました。

 

坪数が同じでも、窓の少ないお家と窓の多いお家・ベランダがあるお家とバルコニータイプになっているお家とでは、塗面積が異なる為塗布面積に差が出てきます。

すなわち、坪数だけで正確な塗布面積を出すことはできないという事になりますので、こちらの費用相場はおおよその目安にしていただけると良いかと思います。

図面を元に、しっかりと塗布面積の算出をしましょう。

 

塗布面積や塗料のランク・劣化の進行具合によっても金額は変わってきますが、近年では原材料の価格高騰でどのメーカーさんの塗料も5~20%程度の値上げをしています。2024年以降も値上がりは続いていくと予想されます。

 

◆外壁と屋根塗装を同時に行う

外壁の塗装を考えた時、屋根も外壁と同じように劣化している可能性があります。

瓦屋根以外の塗装できる屋根の場合(セメント瓦・スレート瓦・ガルバリウム・トタン・アスファルトシングルなど)は、外壁と屋根を同時に塗装した方が、足場代・諸費等が1度で済むため別々で塗装するより、割安になります。

屋根と外壁を同時に塗り替える場合、30坪80~120万円、40坪100~140万円、50坪120~180万円程度が相場です。

先程もお伝えした通り、坪数が同じお家でも造りが異なる為坪数単価はあくまでも目安と考えていただけると良いと思います。

 

◆工事単価の相場

外壁塗装をするにあたって発生する足場代や施工費、諸費など。

外壁塗装の費用として、必要な費用相場と内訳はどのようなもかご存じでしょうか??

ここでは外壁塗装にかかる工事単価の相場を見ていきたいと思います。

 

※単価は地域や業者さんによっても異なります。

 

■飛散防止ネット

外壁塗装をするにあたり、ご近隣などに塗料の飛散でご迷惑をお掛けしないようにしようするのが飛散防止ネットになります。

 

■高圧洗浄

塗料の密着を良くするために、屋根や外壁に付着した苔や汚れ・剥がれかけの塗料などを高圧洗浄で綺麗に洗い流します。

外壁塗装前になくてはならない重要な工程です。

 

■養生

サッシや瓦屋根など、細かい箇所の塗料の付着を防ぐためにビニールシートなどで覆う作業です。

 

■施工費

施工するにあたり、職人さんに支払うお給料です。

 

■付帯工事

外壁以外のお家の付帯部分です。

軒天・破風板・雨樋・雨戸は、外壁と同時に塗装するのが一般的ですが、費用を抑えたい時などは業者さんと相談しましょう。

巻き型のシャッターなども塗装することは可能ですが、巻き上げる時に塗膜の擦れなどが気になる方はシャッターボックスのみ塗装されることをおすすめします。

 

■シーリング打ち替え

目地のシーリング部分です。

古く劣化して硬くなってしまったシーリングを全て撤去し新しいシーリングを打ち直すことでシーリングの弾力が保たれ、お家の動きに追従する良い目地になります。

 

■シーリング増し打ち

ALCのお家や窓枠廻りなど、打ち替える必要のない場合は増し打ちでお家の中に雨水が侵入するのを防ぎます。

ALCでも築年数が古くなると打ち替えする必要があるので、劣化の具合を見て業者さんに相談しましょう。

 

■諸経費

現場管理費とは、現場を管理するためにかかる費用です。

現場を管理する方のお給料や交通費などの費用を指します。

廃材処理費とは、塗料を塗った後の空の塗料缶や養生など施工するにあたり出たゴミを処理するための費用です。

お客様のお家のゴミを処理するための費用ではない為、『工事完了後にお家の周りにあるゴミなどを一緒に捨ててほしい』と業者さんにお願いしたい時は、別途費用が必要になる場合があります。

ゴミを捨ててほしい時は前もって業者さんに相談しておきましょう。

 

ここでは大まかな価格相場についてお伝えさせていただきました。

お住まいになっている地域や業者さんによって価格は異なってきますが、相場を把握されているだけで悪徳業者に騙されない為の準備ができます。

 

 

◆外壁塗装の費用内訳

では全体の内訳はどのようになっているのか、分かりやすく円グラフにしてみました。

■塗料代20%

外壁塗装に使用する塗料や刷毛、シーリング剤など職人さんが施工中に使用する物全てにかかる費用です。

職人さんは塗料だけでなく、細々とした道具類を沢山使用しながらお家を綺麗にしていきます。

 

■足場代20%

塗装工事中は仮設足場を設置します。

作業を安全に行うため安定した足場を、お家の周りに設置します。

塗装工事には必ず必要なものとなり、職人さんの安全を守りながら作業中の塗料の飛散を防ぐ飛散防止ネットをかける重要な役割を果たしてくれます。

 

■施工費30%

塗装工事に関わる職人さんを動かすための人件費です。

 

■利益

塗装を管理する会社の運営費用です。

現場まで向かうための交通費や会社で働いてくれている方達へのお給料などになります。

 

塗装工事をするには、塗装代金だけではなく様々な費用が含まれているのですね。

 

◆塗料代の相場

内訳でも20%を占めている塗料代ですが、ランクによって大きな違いがあります。

性能は勿論ですが、価格も異なってきます。

同じシリコン塗料でも塗料メーカーによってその性能は全く違ってくるため、ご自身のお家にどんな性能を持った塗料を塗りたいのか・・・しっかりと業者さんに性能について説明を受けたうえで比較、検討することが大切です。

 

 

こちらが外壁・屋根の塗料別の価格相場です。

塗料のランクによって耐久性も様々であることが分かります。

細かい性能については、塗料メーカーのパンフレットなどに詳しく記載されています。

 

■アクリル塗料

アクリル塗料とは、アクリル樹脂を主成分とした塗料です。

耐久性がない為、現在ではあまりお家の塗り替えに使用する方はいないようです。

近年DIYなどを楽しまれる方にとっては素人でも扱いやすく、色も豊富で価格も安価なためホームセンターでは人気の塗料です。

 

■ウレタン塗料

ウレタン塗料とは、アクリルポリオール樹脂を主成分とした塗料です。

低価格で耐久性も程よくあり、種類も豊富にあります。

近々お家を売却予定がある方など、できるだけ安価で短期間のみ美しさを保たれたい方などには良い塗料ではないでしょうか。

私が若いころは、職人さんの車にウレタン塗料を積んでいるのを街でよく見かけたものです。

ウレタン塗料には水性塗料と油性塗料がありますので、どちらのタイプがお家に向いているのか業者さんにご相談されることをオススメします。

 

■シリコン塗料

現在弊社でも、最も人気がある塗料になります。

シリコン塗料とは、シリコン樹脂塗料といわれシリコン系やアクリルシリコン系樹脂が主成分になっている塗料の事を指します。

機能性や耐久性にも優れており低汚染性の塗料や光沢保持率の高いものがあるので、長期間建物の美観を保つ事もできる為コストパフォーマンスの良い塗料と言えます。

こちらも水性・油性とありますが、1液と2液を混ぜて使う油性塗料の方が耐久性はよくなります。

2液性の方がシリコン塗料のグレードが高いという事です。

近年では油性塗料の嫌な臭いも軽減され、水性塗料でも耐久性が保たれるように改良されてきているので、1液性・2液性共に定番人気の塗料となっています。

 

■ピュアアクリル塗料

ピュアアクリル塗料は、アクリル100%の塗料です。

とても柔らかく、ゴムのように伸びる弾性の塗料になります。

外壁に大きなヒビが入ってもゴムのように伸び、ヒビ割れに追従して雨水の侵入をしっかり防ぎ、お家を守ってくれるので、ヒビの入りやすいお家には最適な塗料と言えます。

塗膜が非常に丈夫なため、1度塗ると次回の塗装からは下塗り・中塗りがいらず、上塗り1度の施工で済むためコストパフォーマンスにも優れています。

外壁の素材によっては、塗らない方がよい外壁材もあるので業者さんに確認しましょう。

中にはピュアアクリル塗料を扱ったことのない業者さんもいらっしゃるので、ピュアアクリル塗料で施工する時はしっかりと施工歴のある業者さんにお願いすることが大切です。

不良施工をすると後々に、膨れや浮きなどが起こりやすいので注意が必要です。

 

■フッ素塗料

フッ素塗料は、蛍石を原料としたフッ素を配合した塗料です。

鉱物を原料としているので非常に耐久性が高い塗料と言えます。

その分塗膜が少し硬いためシリコンやピュアアクリル塗料よりも、ヒビが入りやすいというデメリットもありますが、メーカーによっては柔軟性を兼ね備えたフッ素塗料もありますので、フッ素塗料だからと言ってどれも同じではない為特徴をしっかりと理解してから施工してもらいましょう。

耐久性が非常に高いため長い目で見た時のコストパフォーマンスにも優れているので、弊社でも短期スパンで施工ができない方や子育て中の世帯の方にも好まれています

特に屋根は、1番紫外線の影響を受けやすく劣化速度も速いため、フッ素塗料で施工される方も少なくありません。

フッ素塗料は紫外線に強いのは勿論ですが油性の汚れを弾く性質もあるので、塗り替えをして美しくなった外壁の美観を長期間維持したい方にもお勧めの塗料です。

 

■無機塗料

無機塗料は無機物を主成分とした塗料です。

セラミックやケイ素などの無機物を主成分とした塗料なので、有機物(炭素が含まれている塗料)を含んだ上記などの塗料に比べ、さらに強固で耐久性にも優れています。

炭素を含まない無機成分で構成されているため、万が一火事になった場合などには燃えにくいことや、有機成分の含有量も少ないため、有機物を餌として繁殖する苔や藻が発生しにくいというメリットもあります。

無機塗料は塗料の中でも価格も高価ですが、その耐久性や機能性は非常によい塗料ですが、大きなデメリットとしては無機物を主成分としているため、塗膜が硬いのでヒビが入りやすいということです。

ひび割れが気になる方は耐久性だけに着目せず、その塗料の柔軟性なども考慮しながら塗料選びをしましょう。

また、外壁をフッ素で施工されるときは屋根を無機で施工される方もいらっしゃいます。

屋根は外壁よりも劣化速度が早い箇所ですので、ワンランク上の塗料で施工しておくと10年後15年後の劣化のバランスが丁度良い具合になってきます。

 

これまでで塗装の金額と塗料のランクについてお話しました。

価格や塗料のランクを少し理解したところで、次は費用の確保についてのお話をしていきたいと思います。

 

◆外壁塗装にかけるお金がない

 

お家の劣化が気になっても、どれほど良い業者さんとの巡り合わせがあっても・・・

お金がないと外壁塗装はできません。

外壁塗装にかけるお金がない方、今後のお子さんの進学などにお金のかかる方、お金はあるけど何が起こるか分からないから現金は置いておきたい方など。

塗装をしなくてはいけないことは分かっているけど、色々なお悩みが重なり先延ばしにされている方も多くいらっしゃると思います。

しかし先延ばしにしている間にも、日々外壁の劣化は段々と進んでいるのです・・・

そんなお悩みの方に是非知っていてほしいのが

 

▲リフォームローンなどを活用する

まとまった資金はないけれど、外壁塗装をしなくてはならない時期が来ている方に1番オススメなのはリフォームローンなどを活用する事です。

10年などの長期間で少しづつ返済ができる為、月々の家計への負担が少なく済みます。

工事契約前に審査に通過しておかないとローンが通らない為、事前に申し込んでおくことが必要になります。

契約を交わしたい業者さんに相談すると手続きなどの事を教えてくれるので、前もって相談しておくとよいでしょう。

また住宅ローンの支払いをされている場合は借り換えなどもできることがある為、住宅ローンを申し込んだ金融機関にリフォームローンを同時に利用する事は可能かを相談してみるのも良いでしょう。

リフォームローンなどを活用する場合は、高耐久の塗料を選ぶのも1つかもしれません。

例えば10年でローンを組み耐久性の低い塗料を選んでしまった場合などは、支払いが終わっていないのに次の塗り替えの時期が来てしまうといった可能性があります。

ローンを組む場合は塗料選びも慎重に考えてみましょう。

 

▲地方自治体によるリフォーム支援制度を利用する

各地方公共団体のリフォーム制度です。

都道府県が実施しているものと市町村が実施しているものがあり、支援の種類はその年や地方自治体によっても異なります。

上限額なども決まっているため、全額がまかなえるわけではありません。

詳細は地方公共団体における住宅リフォームに関する支援制度検索サイト(令和5年版)https://www.j-reform.com/reform-support/joho/advancedSearch/pref=hyogoでご確認ください。

 

また、予算はあるけどわずかに足りないといった場合には、見積りの中から最低限に必要な箇所のみ塗装するなど、プランの見直しなどをしてみるのも良いかもしれません。

業者によっては、時期のお得なキャンペーンやご紹介割引などを活用できる所もあるので、そのような情報を収集してお得に塗り替えをするのも良いかもしれませんね。

 

 

 

外壁塗装は決して安い買い物ではない為ついつい出費を抑えようと価格だけに目が行きがちですが、塗料のグレードを下げ過ぎたり、業者さんに無理な値引きをお願いするのは控えた方がよいでしょう。

グレードを下げ過ぎてしまうと、耐用年数も低くなってしまうので想像よりも早く次の塗り替えが来てしまい、また施工費がかかってしまいます。

ご自身のライフプランに合った塗料選びが大切です。

業者さんに無理な値引きをお願いした場合も、職人さんに支払う施工費も安価になってしまうため、工事品質が落ちるというようなことが起こりかねません。

また悪徳の訪問販売業者などは、モニター価格や50万円以上の値引きなどで営業に回っていることがあるので、価格だけに着目するのは控えましょう。

 

 

この記事では外壁塗装の内訳や、お金がない時の対処法などをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか??

塗装工事の上手なやり方を知っているだけで、金銭面でも工事内容でもきっと充実した納得のできる工事ができるのではないかと思います。

この記事を読んでくださっている皆様が理想の業者様と出逢い、思い出に残る塗装工事ができることを心より願っております。

 

私たちプロタイムズ三木店(株式会社Matsudaira)は兵庫県三木市に拠点を構え、
三木市と小野市、そして神戸市西区の方に向けて塗装工事を提供しています。
些細なことでもお気軽にご相談くださいませ。

 

 

ピックアップPICKUP