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ご近所をお散歩していると

外壁や外塀の一部に水ぶくれのようなものができているお家を

見かけた事がある方もいらっしゃると思います。

中でも1番目にとまりやすいのが

この様な外塀の塗膜の膨れではないでしょうか?

お外を散歩している方から見ると

お家の外壁よりも外塀の方が視界に入りやすく

住人の方も気にされている方が多くいらっしゃるように思います。

 

水ぶくれを放置していると・・・

 

塗膜が破れ、外壁の素地が露出し次第にその部分から腐食が進んでしまいます。

見た目に美しくないだけではなく、お家そのものの劣化を早めてしまう・・・

この様な膨れは、なぜできるのでしょうか??

その主な原因を分かりやすく解説していきたいと思います。

 

 

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◆外壁に膨らみができてしまった

外壁の塗膜に膨らみができているのを見つけてしまったけど、どうしたらいいのか分からずにそのまま見ないふりをしている方もいらっしゃいませんか?

この膨らみの原因は、多くの場合経年劣化が原因で発生することが多いのですが、その他の原因として外壁塗装をした際に何かの不備があった場合にも起こる現象です。

 

●外壁塗装の経年劣化によるふくらみ

外壁塗装は時間をかけ、少しづつ塗膜が劣化していきます。

劣化が進行するとひび割れや塗膜の剥離などが生じ、その部分から少しづつ雨水が侵入してきます。

塗膜と外壁材の間に雨水が滞水すると、水が蒸発する時の押し上げる力で塗膜が押し上げられ膨れが生じることがあります。

塗装から10年が経過しているお家の場合は、劣化の1つとして膨れが生じる場合もあるという事です。

 

●不良施工によるふくらみ

不良施工による塗膜の膨らみには大きく分けて3つの原因があるといえます

1・高圧洗浄の不足

塗装工事を行う場合は塗装前に必ず高圧洗浄をします。

高圧洗浄の役割としては、外壁に付着した苔・藻・カビなどを落とす役割、経年劣化により剥がれかけた旧塗膜を撤去する役割があります。

これらの役割には、外壁の汚れや表面の凹凸を滑らかにして塗膜の密着を高める大切な効果があります。

高圧洗浄が十分にできていない場合、外壁と塗膜の密着が悪くなり隙間が生まれ、その部分から膨れの原因となる事があります。

 

2・下地施工前に外壁に水滴がついていた

高圧洗浄後やお天気の悪い日など、水分が十分に乾燥しきらないうちに下塗り剤や上塗り剤を塗布してしまった場合なども膨れの原因になります。

寒い地域などでは、朝の早い時間には夜露が外壁について濡れている場合もあるので、高圧洗浄後と同様しっかりと乾燥してから塗装するように注意しましょう。

❝経年劣化による膨らみ❞でご紹介した事と同様、塗膜と外壁材の間に水分が滞水し蒸発する時に塗膜が押し上げられて起こります。

上記の2つは施工中によるものなので、工事の管理も重要だといえます。

 

3・適切な塗料の選定ミスをした

外壁の建材の性質や劣化状態、前回塗装した際の塗料の種類によっては相性の悪い塗料・塗ってはいけない塗料などがあります。

塗料だったら何を塗っても良い訳ではないのです。

相性の悪い塗料を誤って塗ってしまった場合、膨れや早期剥離の大きな原因となります。

 

※上記以外の不備が原因でふくれに繋がる場合もあります。

 

◆外壁にできてしまった膨れは放置してもよいのか

外壁にできてしまった膨れを放置しているとどうなるのか。

見た目に美しくないだけでなく、膨らみの中には水分が溜まってしまっている事があります。

膨らんだ塗膜を破ると、中からは水が出てきます。

水が乾ききらずにその部分にずっと滞ることによって基材が腐食する原因となる為、気が付いたら放置せず早急に対処しましょう。

塗装してから10年以上が経過している場合、経年劣化による膨れの可能性もあるので専門家による劣化診断などをしっかりとしてもらいましょう。

 

 

塗装して間もなく、膨れが生じてきてしまった場合は、何らかの原因があり不良施工になってしまっている場合があるので、塗装を依頼した業者さんに相談する事をオススメします。

 

POINT・1

🌷外壁塗装から10年以上経過して生じた膨らみは、経年劣化の可能性が高い。

🌷外壁塗装をして1年以内に生じた膨らみは、塗装工事中の不備が原因である可能性が高い。

🌷外壁塗装中の管理も重要。

 

◆外壁のふくれ補修にはどんな方法があるのか

外壁の膨れは塗装で直していきます。

膨れた個所の塗膜を綺麗に剥離します。

剥離した後下地処理を行って部分塗装をしっかりとして様子を見てみましょう。

塗料の選定ミスなどで膨れが至る所に散らばって範囲が広い場合は、全面塗装をした方が良いでしょう。

この場合、塗膜を撤去する箇所・面積が広ければ費用が余分にかかってしまいますので、塗装してから間もなく症状に気づいた場合は速やかに担当の業者さんに連絡しましょう。

業者さん側に明らかな落ち度があった場合は、きっとそれなりのしっかりとした対応をしてもらえるはずです。

 

POINT・2

補修は必ず専門の業者にお願いしましょう。

小さな膨れだから自分で直せるかも!?と思うかもしれませんが、補修には専門の知識や経験が必要です。

知識や経験がない状態で間違った補修をしてしまうと状態がさらに悪くなってしまい、補修するのに専門業者にお願いするとより多くのお金がかかってしまったという事もあります。

自己判断はせず、知識と経験が豊富な業者さんにお願いするのが1番です。

 

三木市のお客様の中にも

『自分でベランダを塗ったんだけど塗膜が膨れてきた・・・何でかな??』

とご相談に来られるお客様もいらっしゃいました。

簡単そうに見えて奥が深~~~いのが塗装の世界なのです。

 

◆ブロック塀のふくれと補修

外壁の膨れよりも圧倒的に多く見られるのがブロック塀の膨れではないでしょうか?

ブロック自体がコンクリートでできているため水を通しやすいうえ、塀のある位置は大体が地面や土・溝の近くにあります。

色んな角度から水の侵入経路がある為、ブロック塀の塗装は膨れやすいという事になります。

その為出来るだけ水分を逃がす事ができるように、透湿性のある塗料で塗装しましょう。

防水性の高い弾性塗料で塗装してしまった場合、ブロックが吸い込んだ水分を逃がす場所が少ないため膨れになりやすくなってしまいます。

 

●補修の流れ

ジョリパッドや弾性塗料で塗装されている場合は、旧塗膜を全て撤去して仕上げます。

剥離剤を散布し

旧塗膜を全て撤去します。

凹凸になっている部分は綺麗にサンダーでならしていきます。

丁寧に下地処理を行ってから

下塗りをします。

塗り重ね乾燥時間をおいた後に模様をつけていきます。

中塗り・上塗りをして完成です。

 

ジョリパッドや弾性塗料で塗装されている場合、この様に旧塗膜を全て撤去しないといけません。

全て撤去した後に、透湿性のある塗料で仕上げていきます。

膨れ部分のみを撤去しただけでは、根本的な解決ができずまた膨れを繰り返す原因になってしまうからです。

この様に最初に弾性塗料を使用するのか、透湿性のある塗料で塗装するのかによってその先の劣化の程度も大きく変わってきてしまいます。

正しい知識と経験を持った方に依頼するのが良いといえるでしょう。

 

 

この記事では、外壁や外塀にできる水ぶくれの原因や解決法について解説いたしましたがいかがでしたでしょうか。

塗料の選定や工事中の管理などの重要性のご理解をしていただけたかと思います。

この記事を読んでくださっている皆様が理想の業者様と出逢い、思い出に残る塗装工事ができることを心より願っております。

 

私たちプロタイムズ三木店(株式会社Matsudaira)は兵庫県三木市に拠点を構え、
三木市と小野市、そして神戸市西区の方に向けて塗装工事を提供しています。
些細なことでもお気軽にご相談くださいませ。

 

 

 

 

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