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リフォーム業者が沢山ありすぎて分からない・・・

そんなお声を私達もよく耳にします。

実際ご来店いただいたお客様の中にも

外壁塗装をしないといけないことは分かってるんだけど

●最近頻繁に色んな訪問販売業者が来るけど、話せば話すほど信用できない・・・

●毎週のように塗装やリフォーム関係のチラシが沢山入るけど、どこに相談したら良いか迷って・・・

●前回の塗装工事で失敗したから、今回は絶対に失敗したくないんだ・・・

と、業者選びにお困りのお客様も沢山ご来店されます。

大切なご家族を守ってくれているお家の外壁塗装決して安いものではありません。
今回は神戸市や三木市、小野市で外壁塗装を検討されている方に向けて
悪質業者の見分け方や業者選びの基準についてご紹介します。

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■外壁塗装やリフォーム工事に関わるトラブル件数の推移

外壁塗装のみならず、お家にまつわる業者とお客様間のトラブルは年々多くなってきているのが現状です。

こちらは住宅リフォーム・紛争処理センターという国土交通省の下部団体が
2022年度に実施した電話相談や住宅紛争処理について相談内容を統計的に整理したグラフです。


2020年にはコロナ渦の中で一旦落ち着いたようですが
2021年、2022年には増加しています。

このうちリフォームに関する相談は1万2243件
新築等住宅に関する相談は2万3529件となっていました。

こちらのグラフは住宅リフォーム・紛争処理センターに寄せられた相談件数のみなので、
実際にはもっと沢山の相談者様がいらっしゃるのではないかと推測されます。

住宅リフォーム・紛争処理センターや独立法人 国民生活センターのように、
消費者様が抱えておられる業者とのトラブルなどを相談できる場所もあります。

〇ご相談先〇
団体名:リフォーム・紛争処理センター
WEBサイト:https://www.chord.or.jp/
電話番号:0570-016-100

団体名:独立行政法人 国民生活センター
WEBサイト:https://www.kokusen.go.jp/index.html
電話番号:03-3446-1623

サイトを見ると、消費者様と業者間でどのようなトラブルがあり、どのように解決できたのかなど詳しく記載されております。
まず業者選びをする下調べとして、そのリフォームをするにあたってどんなトラブルが多いのかを頭に入れておくと良いかもしれません。
その備えができているだけで業者選びをする際に業者を見る角度が必ず変わってきます。
まずお客様が正確な場所から正確な知識を身につけしっかりとした正しい目で業者選びができるようになることが重要です。
Web上には情報が溢れており、正確でない情報なども沢山あります。
それに惑わされないように、正しい知識を持った業者さん選びがとても大切です。

■外壁塗装の悪徳業者や悪質業者を見分ける方法

失敗しないために悪徳業者を見分けて良い工事がしたい!!

そう思われている方は沢山いらっしゃると思います。
先日実際にご来店されたお客様からも、業者選びについて以下のような質問をいただきました。

●今2業者で見積りを取ってるんだけど、悪い業者を見分ける方法ってある??

●相見積もりを取ったんだけど、どちらの業者もいう事が違っていて何が正解か分からない・・・

●相見積もりを取ったんだけど、同じ塗料を塗るのに業者によってなぜ値段が違うの?

このお客様のように、外壁塗装や屋根塗装では何社かに相見積もりを取られるお客様がほとんどです。
外壁塗装は高額な買い物ですので、相見積もりで比較検討することはとても大切なことです。

ただトラブルに至った事例を見ていると、値段だけを比較基準にして業者選びをした方が多いように感じます。
相見積もりの数が増えれば増えるほど、取れば取るほど訳が分からなくなってしまうので仕方のないことかとも思います。
前提として、値段が安いから悪質業者・悪徳業者という訳では決してありません。
適正価格で優良施工をする業者もいます。

価格だけでなく悪質業者と優良業者の見分けるポイントを軸に業者選びをすれば
失敗するリスクを大きく下げることができます。

ではこのお客様のハテナを例に、1つ1つひも解いていきましょう。

●今2業者で見積りを取ってるんだけど、悪い業者を見分ける方法ってある??

このご質問から、『外壁塗装業者の悪質業者リスト』のようなものがあるのか?と私も疑問に思い
「神戸市 外壁塗装 悪質業者 リスト」や「三木市 外壁塗装 悪質業者 リスト」など調べてみました。
ただ残念ながら、神戸市の悪質業者のリストや三木市での悪質業者リストは見当たりませんでした。
代わりに塗装業者を評価するサイトなどが表示されていましたが、
私たちの地域で足場が立っているのを目にしない業者を一番人気店として紹介するサイトもあり
それが本当か否か分からないように感じました。

実際弊社も悪い評判として、他社様のリンクを貼られているようなサイトを目にした事があります。
ですから、web上の評価やランキングサイトだけで見分けるのは中々難しいかもしれません。
ただ悪質業者なのか優良業者なのかを見分けるうえで、注意すべきポイントはあります。

1・HPに施工事例やお客様の声が掲載され、働くスタッフの顔が見えている

2・見積り前の診断に時間をかけている

3・診断結果を書面で提出・説明してくれる

4・診断結果に基づき、材料名と塗料の使用量が分かる見積書を作成してくれる

5・ショールームを保有し、地域密着で事業を行っている

6・建築塗装の専門店である

1・HPに施工事例やお客様の声が掲載され、働くスタッフの顔が見えている

HPでは、その会社の特色や社長さんの想い・施工事例・お客様から寄せられた工事を終えてのご感想なども記載されています。
何社かピックアップして必ず隅々までしっかりとチェックしましょう。
中には大きなHPがあっても、「社長さんを含め働いている人が見えてこない」「施工事例がない又は少ない」というように、
充実しているように見えても会社の中身が見えてこないというような会社のHPもあります。

・どのような経験を持ち、どのような信念を持っている業者に施工をしてほしいのか。

・どのような資格を持ち、どのような想いをもった職人さんに塗装をしてほしいのか。

・どんなふうに塗装を仕上げてほしいのか。

などを思い浮かべながらHPを閲覧していくと、自ずとお気に入りの会社が見つかるはずです。

2・見積り前の診断に時間をかけている

優良業者か悪質業者かを見分けるポイントとして重要性が意外と知られていないのが、【見積り前のお家の診断】についてです。
良い塗装工事を成立させるためには、建物の素材と劣化状況屋根/外壁の面積を正しく診断することが必須条件です。

実はお家の外壁や屋根の素材の中には、塗ってはいけない塗料や塗装をしてはいけない素材があります。
素材や劣化状況をしっかりチェックせずに正確な見積もりを作ることは不可能です。

また外壁塗装や屋根塗装で使用する塗料の量を算出するためには、実際に塗装をする各個所の面積の把握も重要な部分となってきます。
診断時に目分量で計測を行っていたり、何もはからずに簡単な診断のみで帰ってしまう業者には注意が必要です。

正確な塗料の塗布量を算出するために『お家の図面のご用意をお願いします』と業者の方からお願いがあった場合は
業者の方が図面を元に正確な塗布量を算出してくれますので、安心と言えるかもしれません。
増築などで建築図面から変更が発生している場合は、どの部分が増築した部分なのか業者さんにお伝えして面積をはかってもらいましょう。
中には図面と実際のお家とでは、窓の大きさや仕様などが違っている場合もありますので業者側の各個所の細かいチェックが必要です。

3・診断結果を書面で提出・説明してくれる

診断後に実際診断した結果を写真付きの書面にして見せてもらいましょう。
どこにどのような劣化があるのかを、お客様もしっかりと把握し抜かりのない工事ができるように備えましょう。
書面にせず、口頭での説明のみで終わらせてしまう業者には注意が必要です。
診断結果に基づいた工事の提案がされない可能性もあります。

特に屋根はお客様の目線からは見えにくく、手抜き施工をされていても分かりにくい部分です。
トラブルが最も多い屋根部分は、慎重に説明を受けましょう。
その劣化に対して、どんな手順で補修がされるのかなどをしっかりと聞いておきましょう。

4・診断結果に基づき、材料名と塗料の使用量が分かる見積書を作成してくれる

まず最初に、【診断結果に基づいて作成されているか】を確認しましょう。
劣化状況にあった塗料を選んでくれているのか、付帯部分などの細かい箇所も注意して項目を確認しましょう。
お家の診断から見積書提示に至るまでのやりとりで、塗装工事が成功するか否かの大半は決定します。

★見積もり書に以下の項目が載っているかは必須チェック★

・使用する塗料の材料名(塗料メーカーと塗料名)の記載があるか

・塗装を行う面積(屋根/外壁)の記載があるか

・塗料のメーカー指定塗布量の記載があるか(例:0.15~0.20kg/㎡など)

上記の項目の記載がないと、いざ工事が始まった後に見積り書通りの塗料が利用されるのかの確認ができなくなります。
そのため不良施工されていても分からない場合がありますので、上記事項を明確にしていない業者には注意が必要です。

5.ショールームを保有し、塗装事業を地域密着で行っている

ショールームは、お客様にとってご相談の窓口となる場所であると同時に
その地域に根付いて事業を行うという会社の意思が見える部分でもあります。
その地域に根付くつもりの無い悪質業者であればコストをかけてまで拠点を構えるようなことはしません。

そして、工事が始まった時やその後に何かあった時、すぐに駆け付けてほしい。
そう思われている方がほとんどだと思います。
遠方の業者よりも地域密着で腰を据えておられる業者の方がお客様にとって、安心を提供できるといえます。

またショールームでは展示物などで実際の劣化箇所にどのようにアプローチして直していくのか
補修の仕方や、塗装の進み方なども細かく説明してくれるでしょう。
近年ではカラーシュミレーションができるショールームもありますので
実際のお家をどんなイメージに仕上げたいのか・どんなカラーが合うのかなどお客様の思い描く、理想の塗装の仕上がりを体験できます。

6・住宅塗装の専門店である

一言で「塗装業者」といっても、実は会社ごとに得意とする分野が分かれています。
例えば橋や鉄骨などの建造物を塗装する橋梁塗装が得意な業者もいれば、工場や倉庫など大型の建造物を得意とする業者もいます。
そして戸建てやアパートなど住居の塗装工事も、新築時の塗装が得意な業者もいれば塗り替えリフォームが得意な業者もいたりと様々です。
これだけ多くの分野に分かれている理由は、それだけ塗装工事が専門的な知識が必要、かつ難易度が高いものだからです。

そのため戸建てやアパートの塗装工事を検討する場合は、
建築全般に請け負っている工務店さんやハウスメーカーさんよりも
建築塗装を主体として事業を展開している業者に任せる方が確実に安心です。
建物の塗装を生業として事業を継続している業者だからこそ、塗装の専門的な知識は当然として
各個所の劣化にどのように対応するか、塗装でいかに家の水から守るか(防水)という知識に長けています。

『餅は餅屋』という言葉があるように、その道を極めた専門の業者が安心です。

●相見積もりを取ったんだけど、どちらの業者もいう事が違っていて何が正解か分からない・・・

どの業者が正解かは「業者の担当者がどれだけの現場に携わったか(現場経験数)」と「塗装工事に関わる保有資格の有無」で判断しましょう。

診断する者や営業する者自身が塗装の知識がないにもかかわらず見積りに携わっている場合もあります。
特に飛び込みの訪問販売などでは、塗装の知識がないにも関わらず、塗装を商品として売り歩いている業者が多いように見受けられます。

ただ塗装の知識をしっかりと持っている業者とそうでない業者の見積もり説明の差は、お客様からすると分かりにくいかもしれません。
知識が無くても売れる業者は塗装のプロでなく、営業のプロです。
だからこそ、消費者センターなどへ寄せられる訪問販売や点検商法によるトラブルが減らないのだと思います。

どの業者の言うことを信じるのかを判断する際、比較ポイントとなるのは以下の2点です。
・担当者自身が塗装工事に関わった件数(自身が現場に入った件数)
・担当者が持っている塗装工事に関わる保有資格(国や県が認定する塗装技能士など)

現場に携わった数だけ成功も失敗も経験します。
しっかりと現場の経験を積んだ担当者の言うことの方が信頼度が高いです。

ただし間違った知識のまま現在に至っているということもあるため
現場の経験が豊富というだけでどの業者を正解とするかを判断することは避けましょう。

そこでもう一つの判断基準となるのが、塗装工事に関わる保有資格の有無です。
特に塗装工事の技術力と知識力の有無を判断しやすいのが
「一級塗装技能士」の資格を持っているか否かです。

一級塗装技能士は国が認定する国家資格で、筆記試験と実技試験を合格しなければ取得できません。
塗装に対する専門性の高さを図る基準になります。

●相見積もりを取ったんだけど、同じ塗料を塗るのに業者によってなぜ値段が違うの?

塗装工事の仕様(使用する足場やシーリング材、付帯部で使う塗料、劣化部分の補修方法、現場で作業する職人の経歴)によって費用は変わります。

同じ塗料を塗るといっても、塗装工事には塗料のほかに足場・シーリングや補修といった、塗装工事にはなくてはならない物があります。
足場代金の違い・シーリング剤の違い・補修工程の違いなどによって最終の見積金額に違いが生じる場合もあります。
シーリング剤には種類もあり、高耐久のものから一般的なものランクにより金額も変わってきます。
また、増し打ちをするのか打ち替えをするのかでも、大きく変わってきますので

工程や材料名などのチェックなどもしておいた方がよいでしょう。
また、職人さんの人件費によっても金額が変わってきます。
見習の職人さんが施工するのか、ベテランの1級塗装技能士の資格を持った職人さんが施工するのかによっても変わってきます。

どんな職人さんが施工するのかという事もしっかりと把握しておきましょう。

この記事では悪徳業者を見分け、お客様にとってより良い塗装工事になるよう
専門業者を探すコツと知っておくべきポイントをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか??

コツとポイントさえ頭に入れておくと、業者の選定に途方もなく迷う必要や騙される事はありません。
この記事を読んでくださっている皆様が、理想の業者様と出逢い
思い出に残る塗装工事ができることを心より願っております。

私たちプロタイムズ三木店(株式会社Matsudaira)は兵庫県三木市に拠点を構え、
三木市と小野市、そして神戸市西区の方に向けて塗装工事を提供しています。
些細なことでもお気軽にご相談くださいませ。

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