スタッフブログ

三木市・小野市・神戸市西区の皆さんこんにちは!

株式会社Matsudaira【プロタイムズ三木店】すまいるさん こっちゃんです🎀

ある日突然、見知らぬ業者が家を訪ねてきて、

「近所で工事をしていて上から見えたのですが、お宅の屋根の金属(板金)が浮いていて危険ですよ」
「このままだと次の台風で吹き飛んで、近所に迷惑がかかります」

なんて言われたら、誰でもびっくりして不安になりますよね。

特に屋根の上は自分では見えない場所だからこそ、「早く直さなきゃ…」と焦ってしまうお気持ちはとてもよく分かります。

ですが、まずは一度深呼吸をして落ち着いてください。

実は、このような「飛び込みの訪問販売」による屋根の指摘は、トラブルが非常に多い相談のひとつです。本当に修理が必要な場合もありますが、中には大げさに不安を煽って契約を急がせるケースもあります。

この記事では、突然「屋根の板金が浮いている」と言われたときに、焦って契約する前にあなたが確認すべきことを順番に解説します🏠

そもそも「屋根の板金」ってどの部分?

あまり聞き慣れない「板金(ばんきん)」という言葉ですが、これは屋根の頂上や端っこ、接合部などに取り付けられている金属製のカバーや板のことです。

屋根にはいくつか重要な板金が存在します。

  • 棟板金(むねばんきん): 屋根のてっぺん(頂上)にある金属カバー
  • 谷板金(たにばんきん): 屋根と屋根が合わさる「くぼみ(谷)」に敷く雨水の通り道
  • 破風・水切り板金など: 屋根の端っこや壁との境目を取り付ける保護金属
屋根の板金の種類と役割(棟板金・谷板金・破風板金・水切り板金)を住宅イラストと各部の拡大図で分かりやすく説明した図解イラスト。

このうち、訪問業者が「浮いている」と指摘してくる9割以上は、屋根のてっぺんにある「棟板金(むねばんきん)」です 🔍

スレート屋根の頂上に取り付けられている金属製の棟板金
↑浮いてると指摘されやすい棟板金

板金の重要な役割

板金は、屋根材同士の隙間を覆い、雨水が家の中に侵入するのを防ぐ大切なパーツです。

風の影響を一番受けやすい場所にあるため、築年数が経つと以下のような劣化が実際に起こります。

  • 留めている釘が少しずつ抜けて浮いてくる(木のベース材が湿気や寒暖差で伸縮するため)
  • 強風で板金自体があおられて浮いてしまう

ですので、業者の言っている「浮いている」という現象自体は、築10年以上のお家なら実際に起こり得ることです。

問題なのは、「本当に今すぐ工事が必要な状態なのかどうか」です。

突然言われたらどうする?落ち着いて試す4つの手順

もし突然屋根の指摘を受けたら、以下の手順で冷静に対応しましょう。

屋根の劣化を指摘されたときの対応手順を図解したイラスト

① その場で絶対に屋根に登らせない・契約しない

一番大切なルールです。「無料で点検してあげますよ」と言われても、絶対に屋根に登らせてはいけません。

悲しいことですが、悪質な業者の中には、屋根に登ってわざと板金を折り曲げたり、既存の釘を抜いて「ほら、壊れていましたよ」と写真を撮って見せてくるケースが存在します。

まずは「いつも頼んでいる知り合いの大工(業者)がいるので、そこに確認します」と言って、きっぱり断りましょう。

② 家の中から「音」や「見え方」を確認する

外に出て屋根を見上げてみても、角度によっては見えないことがほとんどです。無理にハシゴを使ったり身を乗り出して見るのは滑落の危険があるので絶対にやめてくださいね。

ご自身で確認できるのは、次のようなポイントです。

  • 風が強い日に、屋根から「パタパタ」「ゴトゴト」と金属が叩くような音が聞こえないか
  • 2階の窓から安全な範囲で見える範囲に、明らかに浮き上がった金属が見えないか
  • 以前の台風のときなどに、何か吹き飛んだ形跡がなかったか

もし強風のたびに大きな音が聞こえる場合は、実際に板金が煽られている可能性があるため早めの点検が必要です。

③ 前回の塗装や工事から何年経っているか思い出す

お家のメンテナンス履歴を思い出してみてください。

  • 築10年未満、または前回の塗装から数年しか経っていない場合 板金が自然に大きく浮き上がる可能性は比較的低いです。前回工事をしてくれた業者に連絡して、点検してもらいましょう。
  • 前回の塗装から10年以上経っている、または一度も手を入れていない場合 経年劣化で釘が抜けてきている可能性は十分にあります。ただし、今日明日に家が壊れるわけではないことがほとんどですので、慌てる必要はありません。

④ 地元の信頼できる専門業者に「セカンドオピニオン」を頼む

訪問業者の言ったことを鵜呑みにせず、地元の信頼できる塗装会社や屋根専門業者に改めて点検(写真撮影)を依頼しましょう。

ちゃんとした業者であれば、高所カメラやドローンを使って、地上から読者様と一緒に屋根の状況を確認してくれます。

「本当に浮いているのか?」「浮いているなら、釘を打ち直すだけで済むのか、全体を交換する必要があるのか」を冷静に判断してもらいましょう。

ドローンの飛行の様子

まとめ:不安を煽られても、まずは一度ご相談を

突然やってきた訪問業者に屋根のことを言われると、「早く治さないと大変なことになる」と不安になってしまいますよね。

ですが、「今日契約すれば安くします」「今すぐやらないと雨漏りします」という言葉は、一度疑ってみることが大切です。

屋根の板金浮きは、適切なタイミングで正しく修理すれば決して怖がる工事ではありません。まずは焦らず、ご家族と相談したり、地元の信頼できるお店に見てもらうことから始めてみてくださいね。

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