スタッフブログ

地域の皆様、こんにちは。株式会社Matsudaira、プロタイムズ三木店代表の松平です。

三木市、小野市、神戸市西区を中心に、皆様の大切なお住まいを守るお手伝いをさせていただいております。

今回は、屋根のリフォーム方法として注目されている「屋根カバー工法」について、専門家として詳しく解説させていただきます。


屋根カバー工法とは?

屋根カバー工法は、「重ね葺き」とも呼ばれ、既存の屋根材を撤去せずに、その上から新しい屋根材を重ねて施工する方法です。屋根の劣化が進行しているものの、下地に大きな傷みがなく、葺き替え工事を行うほどではない場合に有効なリフォーム方法として広く選ばれています。

屋根カバー工法 施工画像

屋根カバー工法のメリット

屋根カバー工法には、様々なメリットがあります。

  • 費用を抑えられる: 既存の屋根材の撤去や処分費用がかからないため、葺き替え工事に比べて費用を抑えることができます。
  • 工期が短い: 撤去作業がない分、工事期間を短縮できます。一般的には1〜2週間程度で完了することが多いです。
  • 断熱性・遮音性の向上: 屋根が二重構造になるため、断熱効果や防音効果が高まります。夏場の室温上昇を抑えたり、雨音を軽減したりする効果が期待できます。
  • アスベスト飛散リスクの低減: 既存の屋根材にアスベストが含まれている場合でも、撤去しないためアスベストの飛散リスクを抑えることができます。
スーパーガルテクト、断面図
【スーパーガルテクト断面図】軽量なのが分かりますね

屋根カバー工法のデメリット

一方で、デメリットも理解しておくことが重要です。

  • 屋根の総重量が増加する: 新しい屋根材を重ねるため、屋根全体の重量が増します。建物の耐震性に影響を及ぼす可能性もゼロではありませんが、一般的には軽量な金属屋根材(ガルバリウム鋼板など)を使用するため、影響は軽微とされています。
  • 下地の状態に左右される: 既存の下地が著しく劣化している場合や、雨漏りが発生している場合は、カバー工法では根本的な解決にならないことがあります。その場合は、一度既存の屋根をすべて撤去する「葺き替え工事」を検討する必要があります。
  • 換気対策が重要: 屋根が二重になることで、屋根内部の湿気がこもりやすくなる場合があります。換気棟が設置されているか、適切な換気対策が施されているか、施工前に確認が必要です。

どのような屋根材が適している?

屋根カバー工法では、主に軽量な金属屋根材が使用されます。特に「ガルバリウム鋼板」は、軽量で耐久性が高く、デザイン性にも優れているため、多く採用されています。

アステックペイントの製品で直接カバー工法用の屋根材はございませんが、カバー工法で新しく葺かれた屋根材の保護や美観維持には、アステックペイントの塗料が非常に有効です。特に遮熱塗料である「スーパーシャネツサーモF」などは、高い遮熱性能で室内の温度上昇を抑え、快適な居住環境を保つ効果が期待できます。


葺き替え工事との違い

屋根カバー工法とよく比較されるのが「葺き替え工事」です。

項目屋根カバー工法葺き替え工事
既存屋根材撤去せずに残す全て撤去する
費用比較的安価比較的高価
工期短い長い
重量やや増加する既存屋根材によっては軽量化可能
下地補修の可否限定的(表面的な補修のみ)広範囲にわたる補修が可能

どちらの工法が最適かは、お客様の屋根の現状やご要望、ご予算によって異なります。専門家である私たちがしっかりと診断し、最適なご提案をさせていただきます。


まとめとご相談

屋根は、お住まいを守る上で非常に重要な部分です。定期的な点検と適切なメンテナンスを行うことで、大切なお住まいの寿命を延ばし、快適な生活を維持することができます。

屋根カバー工法にご興味をお持ちの方、ご自宅の屋根の状態が気になる方は、ぜひ株式会社Matsudairaプロタイムズ三木店にご相談ください。三木市、小野市、神戸市西区を中心に、経験豊富な専門家がお客様のお住まいを丁寧に診断し、最適なプランをご提案させていただきます。

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