スタッフブログ

こんにちは!プロタイムズ三木店、外装劣化診断士の廣田佳代です。

今日は、私自身の外壁塗装の体験談をお話しますね。そう、今年8月、ついに我が家を塗り替えました!

長年この仕事をしていても、いざ自分の家のこととなると、なかなか腰が上がらないものです。でも、あるきっかけで「これは早くやらなきゃ!」と焦り出したのです。

苔まみれの壁と、無知が生んだ「凍害」

我が家は1999年築の大和ハウス。前回はメーカーに勧められるまま、2009年に塗装しました。ところが、塗装後8年足らずで、東面とベランダの壁が苔だらけになってしまいました。

「色しか選んだ記憶がないな…」「10年で塗り替えるように、わざと劣化の早い塗料を選ばされたのかな?」と、メーカーへの不信感が募り、塗装から遠ざかっていました。

この仕事に就いて、塗装の知識を深めるほどに、我が家の外壁がかなりまずい状況だと分かってきました。

そんなある日、ベランダで凍害を見つけたのです。 それは、私がコロナ禍で「ベランピングを楽しむぞ!」と、苔だらけの壁をブラシでゴシゴシ洗ってピカピカにしたことが原因でした。

苔はすぐに生え、あっという間に緑色のベランダが復活しました。 苔を落とそうとゴシゴシこすった際に、塗膜にたくさん傷をつけてしまったことで、塗膜の劣化を促進し、小さな凍害が発生してしまったのです。

凍害とは、雨水が建物内部に浸入し、冬の寒さでその水分が凍結・膨張することで、外壁の表面が破壊されてしまう現象です。

一度凍害が始まると、そこから劣化がどんどん進行してしまいます。

凍害箇所
凍害により剥がれたサイディング

凍害に関する調査データ

凍害について、少し専門的なお話をしますね。

国土交通省の「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づく木造住宅の耐久性向上技術に関する研究では、住宅の耐久性向上のために、外壁の防水性や通気性を高めることの重要性が示唆されています。

塗膜劣化した外壁

つまり、外壁を水から守る塗膜の役割が、いかに重要かということです。

私の家の場合、苔をブラシで落としたことで、塗膜に傷をつけ、外壁材に水分が浸み込みやすい状態にしてしまいました。その結果、小さな凍害が発生してしまったのです。

苔が生えているからといって、ゴシゴシと力を入れて洗うのは絶対にやめてくださいね。私のように、劣化を早めてしまうことになりますから。

「もう後には引けない!」 凍害を見つけてからは、2年も後回しにしていたことを反省し、すぐに塗装を決意しました。

次回は、いよいよ「ライフプランに合わせた塗料選び」についてお話します。


廣田佳代の独り言

建物は、大切な家族を守ってくれるシェルターです。 そのシェルターを守るのが、外壁塗装の役割です。 私は、塗装で建物が美しく守られる姿を見るのが、本当に幸せなのです。

そして、色って本当に素敵ですよね。色一つで、街並みが、そして住む人の気持ちが、明るく変わります。

塗装の専門家として、色を愛する人間として、あなたの「大切な家」を、未来へつなぐお手伝いをさせてください。

株式会社Matsudaira プロタイムズ三木店 廣田 佳代

廣田佳代自己紹介


三木市、小野市、神戸市西区を中心に、地域密着で皆さまのお家をサポートいたします! お見積もり・ご相談は無料です。 お電話またはお問い合わせフォームより、お気軽にご連絡ください。

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